サイトマップ    
産業衛生技術部会
   トップページ関東産業衛生技術部会>第13回研修会

    第13回 関東産業衛生技術部会研修会


研修会の様子


對木先生


吉川先生

労働安全衛生広報掲載記事
  (2007.3.1号、pdf:590kb)

日時:平成19年2月2日 18時30分〜20時30分
場所:株式会社ニコン 大井製作所 ウェストビル(詳細)1F 第一会議室

テーマ:総合的な労働衛生管理を考える

 近年、企業を取り巻く労働環境は多様化が進み、産業衛生技術部会の守備範囲と活躍の期待がさらに拡大しつつあります。日本企業は数年前の不況により、製造業を中心に証券会社・銀行・保険会社など多くの業種で倒産企業が相次ぎ、それ並行してリストラ施策が展開された。その後の景気回復でも利益を追求するため、従業員は減らされたままであり、その代わりにフロー人材と称される人材派遣社員やパートの増員で、生産活動を継続している。また、2007年問題とも言われている段階の世代の大量定年退職による労働力の低下、それに拍車をかけるように少子高齢化による労働力確保が問題として顕在化しつつある。
 これらの背景からもわかるように、企業においては衛生管理者やベテランの職長など、従来労働衛生管理の実力者も少なくなり、さらには労働衛生管理と両輪で運用されている労務管理の実力も低下していることは言うまでもない。このような状況の中で、従業員を「人」として見つめなおし、労働衛生管理と労務管理を両面から捕らえることで相乗効果を発揮させ、人が人として健康でやりがいのある会社生活を送ることができるようにすることが求められているはずである。
 化学物質の導入、使用方法、曝露防止対策(設備、保護具)の物質管理から、作業工程設計時の人間工学的な配慮に基づく作業方法の決定、また今般、問題視されている過重時間外労働によるストレス性の不適応(含メンタル)や生活習慣病まで、労働衛生管理も様々な問題と関連を持っており、ネガティブからポジティブへその活動も変化しつつある。
 今回は、企業における実際の労働衛生管理についてご紹介するとともに、問題を提起する内容で会を企画いたしました。

座長:宮内博幸(産業保健協会)
講師・スケジュール:
 18:30 から 20:30
 総合的な労働衛生管理を考える
  對木博一 ((株) 黒羽ニコン )
  吉川智明 (イーグル工業(株) )
 質疑応答&ディスカッション

<株式会社ニコン・大井製作所・ウェストビル>
住所:140-8601 東京都品川区西大井1-6-3
電話:(03) 3773-1111
交通:【電車】JR横須賀線・湘南新宿ライン 西大井駅より徒歩約4分、JR京浜東北線、東京臨海高速鉄道りんかい線、東急大井町線 大井町駅より徒歩約12分



▲このページのトップへ        

Copyright (C) 2004-2006 Occupational Hygiene & Ergonomics All Rights Reserved.